これは大変なことやと思うよ

とある田舎者(90.1%)の戯言です

狂乱家族日記拾四さつめ、拾伍さつめ雑感(ネタバレあり

6年続いた作品もいよいよ最後です(番外編はまだ残っている)
6さつめで止まっていたのですが、3月末の最終巻発売日に購入後一気に読みました
我ながら凄まじい帳尻であるw

ネタバレなしで語れないのでスクロール


































































拾四さつめ

鬼ヶ島での騒乱の後の話
家族に迫る最大にして最後の危機が401ページにも渡って繰り広げられます
ラストエピソードらしく家族に関わった人たち(サブキャラ)との描写が多めでしたが、雹霞がメインでした
これまでちりばめられていた謎が一つに収束しつつも、敵の野望や残った謎が気になります

印象に残った言葉

「ならば縁がある。家族だ。そして家族のためなら世界も敵に回すのが乱崎家だ!」

「不可能を可能にしてこそ神だ! 全員まとめて愉快に救い、悪党どもを華麗に叩きつぶしてこそ奇跡の体現者だ! 難しいから挑むのだ! そこに山があるからだ!」

むっつりと考えこみ、何か一泡吹かせる方法はないかずっと考えていたのだ。
負けず嫌いで、家族のためにはとても一生懸命な、この自称神様は。

拾伍さつめ

いよいよ最終巻、明かされる家族が集められた理由と『なごやか家族作戦』の本当の目的。千年前から続く因縁の決着。最後の戦い。そして全てが終わり・・・
ひたすら文字を読み、ページをめくり、読み終わった今、ほんとうに感無量です

印象に残った言葉

「その醜くも穢れきった指先で凶華様のたおやかな御腕を掴むという冒涜的行為を今すぐやめろこのユダ的背徳者!!」

「この地球上のあらゆるものとでも等価交換不可の神聖なる凶華様に貴様ごときそこらへんに転がった石で購入してもジャラジャラお釣りがくるような凡弱なる男が触れるな!!」

「安心しろ、頼もしいことに凶華様は全知全能だぞ!」

卓球場シリーズもそうだったけど最終巻でこの台詞と展開は個人的に絶対に感動してしまう

凶華様は本当に全知全能の神であり、強く優しく温かい母親でした