日本との死闘を制して史上初のベスト8に残ったパラグアイと初戦を取りこぼすもポルトガルを下しベスト8に残り、初優勝の期待がかかるスペインの1戦です
例によってネタバレありなので嫌な方はスルー推奨
まずはスタメンから
スタメン
GKビジャル
DFベロン
DFモレル
DFダシルバ
DFアルカラス
MFバレット
MFサンタナ
MFカセレス
MFリベロス
FWカルドソ
FWアエドバルデス
スペイン
GKカシージャス
DFピケ
DFフジョル
DFカプデビラ
DFセルヒオ・ラモス
MFイニエスタ
MFシャビ
MFシャビ・アロンソ
MFブスケツ
FWビジャ
FWフェルナンド・トーレス
試合はスペインがパスワークから攻め手を伺うも、パラグアイの堅守と中盤での速いプレスの前に攻めあぐねます
対するパラグアイは出足の早いプレスから素早いカウンターでスペインゴールに迫り、バルデスがゴールネットを揺らすもオフサイドでノーゴール
その後は中盤での攻防を繰り返しつつやや動きがなく終了、後半へ
後半に入り、スペインがだんだん押し込む時間帯が増えつつもゴールはならず
パラグアイのCKでペナルティエリア内でピケが相手の腕を押さえて倒してしまい、PKに
このPKはカシージャスが止め、そこからカウンターで攻め上がったビジャが倒され今度はスペインがPK
シャビ・アロンソが決めるも蹴る前にスペインの選手がペナルティエリアに入ってしまい、蹴り直し
2度目のPKはパラグアイGKビジャルがセーブし、両チームとも決定機を逃します
その後、スペインは猛攻をしかけますがパラグアイの堅守の前に阻まれ続けます
後半40分前イニエスタの突破から途中出場のペドロに渡り、ペドロのシュートはポストを叩きますが、跳ね返りをビジャが決めてようやくスペイン先制
その後、パラグアイも反撃し、グラウンダーのシュートをカシージャスが前にこぼし、そのこぼれ球を途中出場のサンタクルスがつめてシュートするもカシージャスの右足に阻まれます
試合終了
スペインが1-0で勝利しました
苦しみながらも60年ぶりのベスト4、初優勝まであと2つとなりました
負けはしましたが、パラグアイもいいチームでした
以下、カシージャス信者の戯言
前半はそんなに出番がなかったですが、今日のハイライトはやはりPKの場面でしょう
2002年日韓大会決勝トーナメント1回戦アイルランド戦、EURO2008決勝トーナメント1回戦イタリア戦、リーガエスパニョーラwで何度もPKの場面に遭遇し、そして何度も止めてきました
TV観戦しながらPKになった時は「ピケなにやってんの!」「これで点取られて引かれたら終わる」「スイス戦の悪夢が蘇る・・・」とか思ってましたが
「イケルを信じるしかない・・・」と覚悟を決め、PKの前に映し出されるイケルの顔を見ると、EURO2008イタリア戦で見た時と同じ闘志に満ち溢れ、圧倒的な存在感とオーラを放っているように見えました
物凄く誇張して書くと安心感と信頼感を抱かずにはいられないほど神々しくみえました
そして
見事に止めました
驚くべきは目の前に落としてすぐにキャッチし、詰め寄ることすら許さなかったところです
点が入った時以上に物凄く興奮しました
「うおおおおお」とか言いながらガッツポーズし、ツイッターで「イケルは神!」と書き込んでました
苦しみながらも先制し、最後にグラウンダーのシュートを彼らしくもなく前にこぼしてしまい、サンタクルスに詰め寄られシュートを打たれましたが、素早い飛び出しでコースを塞ぎ、右足1本で止めました
初優勝には彼の活躍が不可欠です
W杯の舞台でまだ彼のプレイが見られる幸運を感じながら今は勝利の余韻に浸りたいと思います