いよいよ準々決勝です
これから頂点を目指す戦いが激化し、面白くなっていきます
例によってネタバレありなのでスルー推奨
まずはスタメンから
スタメン
オランダ
GKステケレンブルク
DFファン・デル・ヴィール
DFヘイティンガ
DFマタイセン
DFファン・ブロンクホルスト
MFファン・ボメル
MFナイジェル・デ・ヨング
MFスナイデル
FWカイト
FWファン・ペルシー
FWロッベン
ブラジル
GKジュリオ・セザール
DFマイコン
DFルシオ
DFフアン
DFミシェル・バストス
DFダニエウ・アウベス
MFフェリペ・メロ
MFジウベルト・シウバ
MFカカ
FWルイス・ファビアーノ
FWロビーニョ
日本人主審西村さんのホイッスルで試合開始
前半からブラジルが猛攻を仕掛けます
前半10分フェリペ・メロのハーフウェーラインからのスルーパスに抜け出したロビーニョがあっさり決めてブラジル先制
オランダはブラジルの戻りの速い堅守、そして速攻の前に手も足も出ず、ブラジルの猛攻を受け続けます
カカのミドルシュートはステケレンブルクが左手1本でファインセーブ
ブラジルの猛攻が目立ち、オランダは全くいいところがなく前半終了
後半開始直後もブラジルに押し込まれる時間帯が続きます
後半右サイドで得たFKの速いリスタートからスナイデルが上げたクロスがゴール前に上がり、ジュリオ・セザールとフェリペ・メロが交錯し、フェリペ・メロの頭に当たってゴールに吸い込まれ、オランダがラッキーな形で先制します
今大会1度も追い付かれたことがなかったブラジルは少し浮き足立ってしまったのか、猛攻を仕掛けるも決定力を欠きます
そしてCKからカイトがバックヘッドで流したボールにスナイデルが頭で合わせてオランダがついに逆転します
追い詰められたブラジルはエキサイトし、ロッベンに対してファールで止め、さらに足の裏で踏みつけてしまったフェリペ・メロが退場となります
1人少なくなりつつも同点に追い付くべく猛攻をしかけるブラジルですが、1人多くて精神的に優位なオランダはしっかりと守って隙あらばカウンターとまるで前半と攻守、立場が入れ替わったような時間が流れ、結局そのまま試合終了
終わってみれば前半全く良いところがなく、攻め手を欠いていたオランダの逆転勝利となりました
前半だけ見たら「あー、ブラジルは完璧だな。こりゃ今大会は優勝かな？どこがここを止めるんだ？」とか思ってました
堅い守備、素早い攻守の切り替え、高い決定力と今大会のブラジルは攻守に完璧なチームでした
予期せぬ形で追い付かれてしまったことで完璧だった歯車に綻びが生じ、それが完璧であったが故に修正出来なかったのかな、と思いました
追い付かれてからのブラジルは明らかに焦っていてメンタリティの重要性が浮き彫りになった試合ではなかったかと思います
前半と後半では全く違うゲーム、チームの試合でした
そして、改めてサッカーの面白さと怖さを感じた試合でした
