これは大変なことやと思うよ

とある田舎者(90.1%)の戯言です

ブログタイトルの由来

当ブログのタイトルである「まあ、見てみよう、そうすれば、分かるだろう」は私が歴代サッカー選手で最も好きな選手であるベッケンバウアーの言葉からです
(現役選手なら言わずもがなイケル・カシージャス

「やってみなければ分からない」「やってみれば分かる「「見れば分かる」と言ったニュアンスでしょうか
ベッケンバウアーの自信と尊厳を充分に表している言葉だと思います

以前確かBS1で放送していたW杯の歴史を振り返るドキュメンタリーで1974年西ドイツ大会がクローズアップされ
クライフ率いるトータルフットボールのオランダとベッケンバウアー率いるリベロシステムの対比と激闘を見ました
1974年とは違う大会ですがベッケンバウアーはW杯の試合で延長前に相手の激しいチャージで脱臼したにも関わらず、応急処置でそのまま試合終了までプレーし、鬼神の如き形相でピッチに立ち敵の攻撃を防ぎ、味方を鼓舞する様は追い込まれた時に見せるドイツサッカー特有のゲルマン魂と呼ばれる不屈の闘志の体現に思えて一気に惹かれました

以下Wikipediaより引用

ピッチ上で味方の選手達を操るその威風堂々とした風格と、『神よ、皇帝フランツを守り給え』に詠われたオーストリア皇帝フランツ1世(最後の神聖ローマ皇帝フランツ2世)と同じファーストネームであることから、der Kaiser(皇帝)と呼ばれた。

また、キャプテンと監督の両方で母国をFIFAワールドカップの優勝に導いた唯一の人物である(選手と監督としてはブラジルのマリオ・ザガロが1人目)。さらに組織委員長としてワールドカップを成功に導いてもいる。

ベッケンバウアーという選手をリベロ・システム抜きに語ることは出来ない。いわば「攻撃に参加するスイーパー」であるこのポジションは、「ディフェンダーは守備の専門」という従来の概念を根底から覆す革新的なものだった。もちろんこのポジションをベッケンバウアーが確立できた背景にはその理論だけでなく、フィジカル重視で守っていた当時のディフェンダーとは明らかに一線を画す、彼の非常に高いテクニックとユーティリティー性があったことは言うまでも無い(ベッケンバウアーは史上最もテクニックの高い選手の一人である)。

またその絶大なる守備力の裏には、試合の流れを素早く読む天才的な洞察力があった。常にピッチ全体を見回して危険を素早く察知し、自らの早い動き出しと味方への的確な指示で相手攻撃陣を知らず知らずのうちに網にかけていく。その有機的な組織ディフェンスの完成度は、もはや芸術の粋に達していたと評する者もいる。

バイエルン・ミュンヘンでは長らくリベロの役割を任されていたが、代表では1966年と1970年の2つのW杯で中盤の底(今で言うボランチ)で攻守のバランスを取りながら果敢にゴール前に上がり、チャンスメイクと自らゴールに向かう動きをみせていた。 1971年から代表でもリベロに移り、1972年の欧州選手権と1974年のW杯という2大タイトルの制覇に大きく貢献した。

    • -

ここまで引用

1974年W杯にてライバルのクライフ率いるオランダを破り優勝し、その時に発した名言が「強い者が勝つのではない、勝った者が強いのだ」
です
たまにQMAのスレでも見かける名言です

ベッケンバウアーのその実績と存在は正にサッカー界に永久に語り継がれることでしょう