これは大変なことやと思うよ

とある田舎者(90.1%)の戯言です

8年ぶりの復活

2012年8月16日、広島カープは3位争い中のヤクルト3連戦の3戦目の試合でした

仕事の休憩中に1点ビハインドの状況でしたが、帰りながら速報を見ると4‐2で逆転勝ちしてました

結果だけの速報だったので詳しく調べてみると河内が8年ぶりの勝利だったようです

河内は同い年で(河内が1月生まれで自分が10月生まれなので学年は河内が1つ上)1999年のドラフトで近鉄、中日と競合で当時の達川監督が見事クジを引き当て、1位指名でカープに入団しました

背番号は同じ左腕でOBの大野豊の24と首脳陣、ファンは大いに期待したものでした

達川監督は同期入団苫米地、そして外国人投手ミンチーと「うっちー、べっちー、ミンチー」で売り出そうとしてました

ルーキーイヤーの5月に巨人を相手に勝利し、広島のエースになるかと思いましたが、制球難で伸び悩み、リリーフ転向、二軍暮らしが続き、度重なるフォーム変更も実らずなかなか一軍定着なりませんでした

2008年シーズンは5月に左肩関節唇及び腱板部の修復手術い、キャッチボール再開まで半年ほどかかるため、一軍はおろか二軍でも登板がありませんでした

2009年シーズンもリハビリで一年を費やし、戦力外通告を受けるも育成契約になり

2010年オフ、自由契約選手公示されつつも、再び育成契約となり

2011年5月27日、二軍戦で4年振りの実戦復帰。ソフトバンク戦で打者1人
に投球し復活の兆しを見せました

そして今年、久しぶりに支配下登録選手として契約され、5月のソフトバンク戦にビハインド時に登板。この試合はBS1で見てました

そして8月16日ヤクルト相手に1回と1/3を無安打無失点に抑え、実に8年ぶりの勝利投手となりました

ヒーローインタビュー動画

河内のコメント

「(8年ぶりの勝利だが?)勝ちが付くとは思わなかったので、本当にうれしいです。今日はどんな場面でも、思い切っていきました。自分には細かい技術はないので、とにかくストライクを狙って投げました。
5年間、仕事をせずに休んでいたので、これからどんどん返していきたいと思います。これまでいろいろな人に支えられてきたので、その人たち、ファン、球団のためにも、これから一球一球思い切って投げていきたいです。本当に、言葉に表せないぐらいに最高です!」

回復を待って河内を契約し続けた球団、厳しいリハビリに耐えた河内、そして河内に勝ちを付かせて上げた野手陣、ベンチ、ナイン共に引き上げずベンチでヒーローインタビュー聞いてる風景に感動しました

いつ引退、戦力外になってもおかしくない状態が数年続いたので無理かもしれないと諦めてました

こちらも言葉にならないくらい感動しました

確かに資金力は余りないし、最近は低迷しているけど広島ファンでよかったと心から思いました

河内選手本当におめでとう!そしてありがとう!

これからの活躍にも期待してます