これは大変なことやと思うよ

とある田舎者(90.1%)の戯言です

2013年9月16日〜19日広島観戦記そして・・・

式日程上の本拠地最終シリーズに合わせて連休申請したら取れたので行って来ました
連休申請した当時はいい試合が見れたらいいなぁ程度に考えていたのですが、この日まで5連勝とかなり調子は上向きでした

9月16日

まずは松山の港へ
愛媛からもカープジャイアンツTシャツ、カンフーバットを持った人をたくさん見かけました

広島駅前に着くとこの日はチケットが完売していたらしく、33000人近い人が球場近くにいてかなりの熱気でした

ホテルのチェックインは18時だったのですが、荷物を預かってもらって助かりました

スタジアムへ

デーゲームだとまさにボールパークという感

ボウカーと長野が練習してました

試合は広島が中村恭平、巨人は今村が先発

巨人は主力をほとんど休ませてましたが、広島としてはCSに向けて勝ちたいところ

試合開始早々に中村が連続四球、周囲からやっぱりな・・・みたいな空気
隣の若い男性が「恭平さん大学から変わってないなぁ」と言っていたのが印象的でした(後から話を聞くと大学の後輩で紅白戦か何かでレフト前ヒット打ったことがあるらしい

中村はヒットと四球でランナー出しまくるも0で抑えてましたが、4回途中四球出したところで今村に交代

その後、下位打線が作ったチャンスに高卒ルーキー鈴木誠也が代打でプロ初ヒットとなるタイムリーを打って広島先制!
この後の飛躍に期待しつつ宮島さん歌って周囲の人とハイタッチ。この瞬間は至高の時間です

この日は敬老の日ということで試合前に年配の方にインタビューした様子がイニングブレイクのオーロラビジョンに表示され
衣笠のレプユニ着た人が「中学のころからカープを応援しています。大好きです」と話せばお孫さんが「お爺ちゃん大好き。カープがんばれー」という映像が流れたときは球団の歴史、市民球団らしい地域密着等を感じて胸にこみ上げてくるものがありました

その後、今井が長野にライトへソロ被弾で同点に追いつかれるも、終盤リーグを代表するセットアッパー山口を攻め立て、ランナーを置いてキラのヒットが長野の後逸を誘い勝ち越し、その後打者一巡の猛攻で終わってみれば4点勝ち越し
チャンステーマと宮島さん大合唱が心地よかったです

その後、9回はミコライオがヒット、エラー、暴投で1点差まで詰め寄られるも見事勝利!6連勝!

その後ホテルで勝利の一杯

駅前でお好み焼きを食べて就寝

9月17日

とりあえず新聞を購入

ゲーセンで時間潰していざスタジアムへ

ナイトゲームだし時間があるので球場内散策

カープカフェは漫画イラストからデニムユニ展示に変わってました

着席

広島は大竹、阪神メッセンジャーが先発

試合は息詰まる投手戦の中、満塁から石原の執念のヘッドスライディングによる内野安打で先制するも、阪神も西岡の内野ゴロの間に1点を返す

ラッキー7の様子

この日の広島打線はヒットは出ないものの粘りを見せ、メッセンジャーは7回降板する際には150球近く投げてました

8回表2アウトから清水に3ベースを打たれて代打桧山
祈るように見つめていると大竹渾身の150キロストレートで三振!

8回裏変わった久保を攻め、満塁のピンチも得点なし

9回表も大竹は続投し、見事抑えます

そして9回裏、延長か?この回大竹に回るけど流石に代打だな・・・。大竹に勝ちをつけてやりたい・・・

と思っていると石原が久保の直球を叩いた打球は反対側のレフトの上を飛んでいく・・・そしてスタンドイン!サヨナラホームラン

やったあああああああああああああ
勝ったあああああああああああああ
7連勝だあああああああああああああ
うおおおおおおおおおおおおおおお

と、ライトスタンド2階で叫んでました

その後泣きながら宮島さん歌ってました

二次会終えてもV特報に間に合い、幸せを感じながらホテルで1人祝杯

9月18日

またもや新聞購入

適当に時間潰してスタジアムへ

この日は温玉入りカツ丼

今年も目指せ!CSメニューやってました

2階席とは言え、最前列です

広島は野村、阪神は能見が先発

野村が大誤算で7失点でKO、打線も能見の前にほぼ完璧に抑えられ、広島は途中から主力をどんどん下げ、捨て試合に
自分は前2日見てるし、翌日も見る予定だからいいけど、この日しか見られない人はたまったもんじゃないだろうなぁ
でも全勝は無理な以上、試合もケガのリスクや選手の疲労回復や休養のためには必要なんだなぁと色々と考えさせられつつも攻撃の際はパフォーマンス一体でスクワットするのはやっぱりこれはこれで格別なものです

途中からライトで出場した誠也くん

9回2アウトから廣瀬がソロホームラン打って完封負け回避と宮島さん歌うも試合は9-1の完敗

9月19日

最後なので結構早めに球場入り

この日はコナミスポンサードゲームでパワプロ最新作の体験ブースがありました

パワプロくんとスラィリーのある意味貴重な2ショット

この日は栗原プロデュースハンバーグとホルモン丼で腹ごしらえ

そんなこんなで広島はバリントン阪神スタンリッジの先発で試合開始

バリントンは1回に坂にホームラン、その後もピンチを迎えるも菊池のファインプレーでなんとか1点で凌ぐ
打線はその後、松山の2ベースから梵のタイムリーで同点に
バリントンは7回1失点で7回裏のチャンスに代打岩本を送られて降板
その岩本がタイムリーで勝ち越し、代走赤松が3塁まで進んだところで菊池がきっちり犠牲フライで3-1に
8回は復活した永川があっさり2人打ち取ったあとマートンにヒット打たれるも4凡
9回はミコライオが抑えて3-1で勝利!

二次会では応援団の方が「次にマツダに帰ってくるのは10月だけど、その時にはCS決まってるから!絶対大丈夫だから!」と力強く言っていたのが印象に残りました

勝った試合にしか出ないと言う勝鯉ビールで祝杯

巨人阪神を相手に3勝1敗ととてもいい試合を見られ、また選手たちの頑張りが見れてとても楽しく、嬉しかった観戦旅行でした

そして9月25日、16年ぶりのAクラスと球団史上初となるCS出場を決めました

20年カープファンやってて1995年、1996年優勝を逃したことがここまで響くとは思ってませんでした
FA、逆指名等市民球団で資金が余りなく、補強に積極的でない姿勢が「勝つ気がない」「お荷物」揶揄されることもあるされる広島ですが、自前の戦力育成と助っ人だけでも90年代は強かったし、いつかまた強い広島が帰ってくると信じてました
私はAクラスの時代を知ってるから我慢できますが、自分が若い時に前田智徳と強いカープを見なかったらファンにはなってないだろうことを考えたら
ファン歴が浅い人や、若い人にとって16年もBクラスが続くのは耐えられないことだったかもしれません

そういう意味でも今年16年ぶりにAクラスに入ったことには意義があると思いますし、勝つこと、強いカープを知ったファン歴が浅い人や若い人にとってよかったと思います

たった3位に入っただけと思われるかも知れませんが、これは非常に大きな一歩です

選手たちもAクラスを体験したことにより上を目指すとともに今後の若手育成と成長、チームの成熟で今シーズン残りの試合、そしてCS、来シーズンとさらなる飛躍を遂げ、90年代のような強いカープが戻ってくるのを信じて今後もより一層応援してきたいと思いました