W杯2連覇中の強豪ドイツを破り勢いに乗る女子サッカー日本代表、通称なでしこJAPANの準決勝の相手は世界ランク5位のスウェーデンでした
ドイツと同じくフィジカルに勝る相手を相手にどのような試合を見せてくれるのか
日本はこれまで先発だったFW永里に変えて川澄を今大会初のスタメンに起用しました
試合開始序盤からパスワークで攻めるもののシュートまでには至らない展開の中、澤のパスミスから先制点を許します
嫌な流れでしたが、大野の中央突破から左の宮間に渡り、宮間のクロスを川澄が決めて先制から早い時間に同点に追い付きます
その後は素早いプレスとパスワークでスウェーデンを圧倒し、宮間のFKやCKで立て続けに相手ゴールに迫るも1-1で前半終了
後半も素早いプレスとパスワークで圧倒し、身体を張った守備とラインコントロールで相手の攻撃を防ぎます
そして左からの折り返しを相手GKと競り合った安藤のこぼれ球を澤が頭で押し込んで日本が逆転
そしてペナルティエリア付近で安藤と相手GKがぶつかってこぼれた球を川澄が遠目の距離から決め手ダメ押し
左サイドの鮫島が何度もオーバーラップや集中が途切れない守備、プレスを前にスウェーデンは防戦一方
失点に加えてパスワークでボールを追いかけ回されて気力、体力ともに削られたスウェーデンはロングボールを繰り出すも精度を欠きなすすべもなく試合終了
3-1で日本が勝利し見事決勝進出を決めました
ミスして先制点を奪われた場面意外は日本の良さが目立ち、スウェーデンのいいところを封じた内容も素晴らしかった勝利だと思います
女子サッカー界のバルセロナと呼ばれるのもうなずける内容でした
決勝の相手はアメリカです
ドイツ戦、スウェーデン戦のような戦い方が出来れば充分に勝機はあると思います
ここまで来たら全力で悔いのない良い試合をして欲しいです
そして願わくば優勝を・・・！
