これは大変なことやと思うよ

とある田舎者(90.1%)の戯言です

“文学少女”と穢名の天使【アンジュ】感想

“文学少女”と穢名の天使 (ファミ通文庫)

“文学少女”と穢名の天使 (ファミ通文庫)

今回は琴吹ななせを中心としたガストン・ルルーの『オペラ座の怪人』が題材でした

日常と非日常、過去と現在、真実を知ることへの恐れと葛藤を主に描いた話でした
相変わらずストーリーが進むごとに明らかになる数々の真実は予想のつかないもので最初から最後まで一気に読みたくなるストーリーでした(自分はいわゆる一気読みしかしないけど)

次巻の“文学少女”と慟哭の巡礼者【パルミエーレ】では心葉のトラウマとなった出来事が出てきそうです
話に聞いたところによると劇場版は“文学少女”と慟哭の巡礼者【パルミエーレ】が描かれるみたいなので、いつもよりじっくりと読みたいと思います

以下、印象に残った言葉











ぼくは、知りたいのだろうか?
たとえそれが、どんなに辛い真実でも?

真実を知ることが、絶対に正しいとは限らないのに―。

真実は、決して美しいばかりではない。
目をそむけたくなるような、醜い真実も、辛い真実も、存在する。
けれど、夜はすべてを包み込み、月も変わらずにぼくらを照らしている。
変わらないものも、美しいものも、あるのだ。

番外編

「Sincerely―敬具、という意味ね。心から・・・・・・とか、誠実に、本当に・・・・・・とか・・・・・・」
アドレスの単語は、お気に入りの曲から拝借したものだった。

某氏のCN及びHNなんだけどもしやこれが由来なのだろうか?

残り115冊

おまけ

劇場版“文学少女” -appetizer-を買いました

まだ読んでいませんが、メモワールシリーズの展望やメインキャストのインタビューや
DVD特典映像も作品紹介やキャスト座談会(花澤香菜豊崎愛生下田麻美)と豪華なので原作をある程度読んだら劇場版を見に行く前にこちらも見てみたいと思います

今から劇場版が楽しみです